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■2025.05.26
防犯カメラの発展 04
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みなさまこんにちは。チーム★トウカイセツビ広報担当のAです。
防犯カメラの歴史的な経緯をご紹介しています。
1969年にアメリカにおいて開発されたCCDイメージセンサーですが、実用化されるにはまだかなりの時間が必要であり、監視カメラの主流はあくまでも従来の撮像管と呼ばれる真空管と磁気テープを利用した、ポータブルのU規格と呼ばれるものでした。また、接地される個所も銀行や証券会社の窓口、あるいはATMなどがほとんどで、あまり一般に広がってはいませんでした。
しかし1980年代に入り、そうした状況が少しずつ変わっていきます。この時代、家庭用のビデオカメラやビデオデッキが発売され、爆発的なヒット商品となりました。当時のビデオデッキの規格にはVHSとベータがありました。大型で磁気テープの幅の広いVHSに対して、手のひらサイズのベータはその小ささと利便性から監視カメラに内蔵されるようになります。これまでリアルタイムでの監視しかできなかった監視カメラが、録画をしてあとから見返すことができるというものに変わったのです。
この変化は大きく、設置場所も銀行や証券会社の窓口、ATMだけだったのが、百貨店の売り場やホテルの共有スペース、駅やバスターミナルといった交通機関、劇場や商業ビルなどの不特定多数が集まる場所などにも設置されるようになりました。
また、設置した監視カメラから送られてくる映像を警備室の複数のモニターなどに繋いで、一度にあらゆる場所を監視するという手法が確立されたのもこのころです。
そうした状況の中、日本においてCCDイメージセンサーの開発に乗り出したのは、ソニーでした。
アメリカのベル研究所が開発したCCDイメージセンサーに、ソニーの中央研究所の研究員であった越智成之が興味を持ち、独自にさまざまな機器を試作していました。その試作品が、当時の中央研究所の所長であり副社長も兼任していた岩間和夫の目に留まります。岩間はそのCCDイメージセンサーに発展する可能性を見出し、越智に本格的な開発を指示します。そのとき岩間は「これから5年以内に、5万円台のCCDイメージセンサーを使ったビデオカメラを作る。競争相手は電機メーカーではなくフィルムメーカーのイーストマン・コダック社だ」と宣言したと言われています。それが1970年のことで、それから8年後の1978年に、世界初となる実用的なCCDビデオカメラ「XC-1」を発売することになります。XC-1は世界で初めてとなる2チップカラーカメラであり、全日空のスカイビジョン用のカメラとしてスーパージャンボ「ボーイング747」に搭載されて大きな話題を呼びました。
ちなみに岩間和夫は、この「XC-1」の発売からさかのぼること2年前の1976年にソニーの第4代目の社長となり、その技術力で世界を圧倒し、日本の経済の発展を牽引することになります。そしてさらに現在、その功績を称え、岩間の墓石にはCCDのチップが埋め込まれています。
ともあれ、こうしてソニーから本格的なCCDカメラを採用した監視カメラが発売されたことにより、監視カメラは広く一般に認知され、あらゆる場所に設置されていくことになります。
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